英語名称 | The Organization of Eternal Seikan Ferries |
よみ | かたりつぐせいかんれんらくせんのかい |
名称 | 特定非営利活動法人語りつぐ青函連絡船の会 |
代表者 | 湯川れい子(理事長) |
都道府県 | 北海道 |
詳細住所 | 函館市若松町34-8-1002 |
電話番号 | 0138-27-2500(摩周丸) |
URL | https://www.renrakusen.org/ |
watch@renrakusen.com | |
設立(年月日) | 2002年3月7日(法人成立日) |
目的 | 青函連絡船をはじめとする鉄道連絡船の歴史と文化を後世に語りついでゆく活動を行うなかで、産業遺産の重要性を啓発するとともに、社会教育やまちづくりへの活用を図り、わが国をより文化豊かな国としていく。 |
活動内容 | 函館港に係留・保存されている「摩周丸」を産業遺産として再評価し、青函連絡船の歴史・文化を後世に伝える。 |
特定非営利活動の種類 | (1) 社会教育の推進を図る活動 (2) まちづくりの推進を図る活動 (3) 学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動 |
事業 | (1) 鉄道連絡船に関する資料、産業遺産の収集、調査、研究、公開事業 (2) 鉄道連絡船に関する資料、産業遺産の保存、管理、展示事業 (3) 鉄道連絡船の歴史と文化に関する教育、啓発、情報提供事業 (4) 産業遺産を取り込んだまちづくり推進事業 (5) その他この法人の目的を達成するために必要な事業 |
役員 | 2023.8〜 理事長:湯川れい子/副理事長:白井朝子、上村卓久/理事:石井幹子、宮越宏幸、木村一郎、高橋摂/監事:村林健吾/特別顧問:須田寛 2021.9〜 理事長:湯川れい子/副理事長:白井朝子、上村卓久/理事:石井幹子、宮越宏幸、木村一郎、高橋摂/監事:佐藤和博/特別顧問:須田寛 2019.9〜 名誉会長:石黒隆/理事長:木村一郎/副理事長:白井朝子、上村卓久/理事:高橋摂、大熊昭、上地啓理、辻聡/監事:佐藤和博/特別顧問:湯川れい子 2015.9〜 名誉会長:石黒隆/理事長:木村一郎/副理事長:白井朝子/理事:高橋摂、大場省介、上村卓久、大熊昭/監事:佐藤和博/特別顧問:湯川れい子 2014.7〜 名誉会長:石黒隆/理事長:木村一郎/副理事長:白井朝子/理事:高橋摂、辻聡、小柳頼行、大場省介、上村卓久/運営委員:大熊昭/監事:佐藤和博 2013.9〜 名誉会長:石黒隆/理事長:木村一郎/副理事長:白井朝子/理事:高橋摂、辻聡、小柳頼行、大場省介/運営委員:大熊昭/監事:佐藤和博 2011.9〜 名誉会長:石黒隆/理事長:木村一郎/副理事長:白井朝子/理事:高橋摂、辻聡、小柳頼行/運営委員:大熊昭/監事:佐藤和博 2010.9〜 名誉会長:石黒隆/理事長:木村一郎/副理事長:山内弘、白井朝子/理事:高橋摂、辻聡/監事:佐藤和博 2008.1〜 名誉会長:石黒隆/理事長:木村一郎/副理事長:山内弘、白井朝子/理事:高橋摂、辻聡/監事:久々宮久 2005.9〜 理事長:石黒隆/副理事長:久々宮久、山内弘/理事:白井朝子、上地啓理/監事:似鳥忠造 2002.3〜 理事長:石黒隆/副理事長:久々宮久、山内弘/理事:似鳥忠造、白井朝子/監事:工藤圭次郎 |
主な活動 | 2000年3月11日〜5月7日、函館の「メモリアルシップ摩周丸」でイベント「語りつぐ青函連絡船の世紀」を開催 以後、函館ほか各地で「写真展 海峡の記憶」「汽笛のリレー」「ちゃれんじ!工作」「青函ジョイント夏フェスタ」「青函連絡船100年」等、企画展・イベントを開催 2003年7月よりJR函館駅2階で「船と鉄道の図書館いるか文庫」を運営 2008年4月より函館市の指定管理者として「函館市青函連絡船記念館摩周丸」を運営 |
バイオグラフィ
- 1999年9月 東京で「語りつぐ青函連絡船の世紀を成功させる会」結成。代表に石黒隆(元国鉄青函局長、津軽丸型連絡船設計者)就任
- 2000年3月〜5月 函館・摩周丸でイベント「語りつぐ青函連絡船の世紀」と写真展「青函連絡船 海峡の記憶」を開催
- 2000年12月 東京・富士フォトサロンで写真展「青函連絡船 海峡の記憶」を開催
- 2000年末 国内に残る4船(函館・摩周丸、青森・八甲田丸、東京・羊蹄丸、長崎・大雪丸)による青函連絡船の活躍した20世紀に別れを告げる「汽笛のリレー」を企画・実施
- 2001年7月 札幌・富士フォトサロンで写真展「青函連絡船 海峡の記憶」を開催
- 2001年7月 函館・摩周丸で「海の日フェスタ」を開催
- 2001年7月〜8月 函館・摩周丸で写真展「青函連絡船 海峡の記憶 II」を開催
- 2001年12月 函館で「特定非営利活動法人語りつぐ青函連絡船の会」の設立総会を開催。初代理事長に石黒隆就任
- 2002年3月 NPO法人(特定非営利活動法人)成立(4日認証、7日登記)
- 2002年3月 「自分でつくる青函連絡船絵本」を制作、頒布開始
- 2002年3月 函館・摩周丸でセミナー「産業観光と摩周丸」と「非公開部分見学会」を開催。講師:須田寛(JR東海会長)
- 2002年6月 摩周丸の汽笛(ハーモニック・エアホーン)を復元
- 2002年8月 函館・摩周丸で「摩周丸の夏フェスタ2002」を開催
- 2003年7月 函館・摩周丸と青森・八甲田丸で「青函ジョイント夏フェスタ」を開催
- 2003年7月 函館駅2階で「船と鉄道の図書館いるか文庫」の運営を開始
- 2004年3月 函館駅2階多目的ホールで写真展「青函連絡船 海峡の記憶」を開催
- 2004年7月〜8月 函館・いるか文庫、摩周丸と青森・八甲田丸で「青函ジョイント夏フェスタ2004」を開催
- 2004年8月 青函連絡船チョロQを製作、頒布開始
- 2005年3月、5月 函館駅2階多目的ホールで「青函交通の過去・現在・未来展」を開催(JR北海道函館支社と共催)
- 2005年3月 函館・摩周丸で「青函連絡船終航17年記念イベント〜想い出 ふたたび 88.3.13〜」を開催
- 2005年7月〜8月 函館・いるか文庫、摩周丸と青森・八甲田丸で「青函ジョイント夏フェスタ2005」を開催
- 2005年7月〜8月 函館駅2階多目的ホールで「青函連絡船・車両航送80年展」を開催
- 2006年1月 青森・八甲田丸で「青函交通展」を開催
- 2006年7月〜8月 函館・いるか文庫、摩周丸と青森・八甲田丸で「青函ジョイント夏フェスタ2006」を開催
- 2006年7月〜8月 函館駅2階多目的ホールで「郵便車航送80年 青函連絡船と鉄道郵便展」を開催
- 2006年8月 函館駅2階多目的ホールで「夏休み・ちゃれんじ!工作」を開催
- 2006年9月〜11月 埼玉・川口市立科学館の特別展「鉄道と連絡船」に協力。青函連絡船解説、車両航送解説、青函交通史川口市版、自分でつくる青函連絡船絵本拡大版、可動橋模型等を提供、「青函連絡船クラフト教室」を実施
- 2006年10月 東京・日比谷公園で開催された「第13回 鉄道の日フェスティバル」に参加。JR北海道ブースに連絡船解説パネル、連絡船グッズ等を出展
- 2007年1月 函館・いるか文庫で「新幹線工作教室」を開催(JR北海道函館支社と共催)
- 2007年1月 青森・メモリアルシップ八甲田丸で「青函交通新世紀展」と「新幹線工作教室」を開催
- 2007年1月 釧路で開催された「北海道の鉄道と連絡船を保存するシンポジウム」に参加
- 2007年4月〜5月、7月〜8月 函館・いるか文庫で佐藤弘道写真展「青函連絡船懐想」を開催
- 2007年5月 函館駅2階多目的ホールで「北海道の鉄道・産業遺産ポスター展」を開催
- 2007年7月〜8月 函館・いるか文庫、摩周丸と青森・八甲田丸で「青函ジョイント夏フェスタ2007」を開催
- 2007年7月〜8月、9月〜10月 函館駅2階多目的ホールで「海と船の企画展 青函連絡船100年」を開催
- 2007年8月 函館駅2階多目的ホールで「夏休み・ちゃれんじ!工作2007」を開催
- 2007年9月〜10月 函館駅2階多目的ホールで「新聞に見る洞爺丸事件」を開催(北海道新聞函館支社と共催)
- 2007年10月 八甲田丸・大雪丸・摩周丸・羊蹄丸のチョロQをひとつにパッケージした「青函連絡船100年記念セット」を製作、頒布開始
- 2007年10月 東京・日比谷公園で開催された「第14回 鉄道の日フェスティバル」に参加。JR北海道ブースに1/100大雪丸模型(照明点灯、汽笛吹鳴)、連絡船解説パネル、連絡船グッズ等を出展
- 2008年1月 第2代理事長に木村一郎(JR北海道バス社長、元JR北海道函館支社長)就任。名誉会長に石黒隆就任
- 2008年1月〜2月 函館駅2階多目的ホールで「青函連絡船開設100年・終航20年記念写真展 海峡の記憶」を開催
- 2008年3月 函館駅2階多目的ホールで「青函連絡船100年・青函トンネル開業20周年記念展」を開催(JR北海道函館支社と共催)
- 2008年3月 函館駅2階多目的ホールで「新聞紙面でふり返る 青函トンネル開業・連絡船終航の日」展を開催(北海道新聞函館支社と共催)
- 2008年3月 函館・摩周丸で「青函連絡船100年記念会」を開催。100年を祝い、元青函連絡船乗組員が模擬出港を行って摩周丸の汽笛を吹鳴(青森・八甲田丸、東京・羊蹄丸も同時吹鳴)
- 2008年4月 函館市の指定管理者として「函館市青函連絡船記念館摩周丸」の運営を開始。館長に石黒隆就任
- 2008年4月〜5月 摩周丸で「新聞紙面でふり返る 連絡船終航・青函トンネル開業の日」展を開催(北海道新聞函館支社と共催)
- 2008年6月 摩周丸4階に「普通座席」を復元(レプリカを製作・展示)
- 2008年6月 摩周丸でシンポジウム「青函連絡船と北海道の産業観光」を開催。基調講演:須田寛(JR東海相談役)、パネリスト:須田寛、湯川れい子(音楽評論家・作詞家)、西尾正範(函館市長)、コーディネーター:山岡通太郎(元日本ナショナルトラスト理事長)
- 2008年7月〜8月 摩周丸で「摩周丸の夏フェスタ2008」を開催
- 2008年9月〜11月 摩周丸で写真展「洞爺丸事件」を開催(北海道新聞函館支社と共催)
- 2008年11月〜12月 摩周丸で高橋紀男作品展「青函連絡船イラスト」を開催
- 2009年3月 摩周丸に「図書・映像ライブラリー」を設置
- 2009年6月 摩周丸の前部マスト(レーダーポスト)を寄付を募り修復
- 2009年7月〜8月 摩周丸で「摩周丸の夏フェスタ2009」を開催
- 2009年7月〜2010年3月 摩周丸で千ア巌遺作展「飾り毛布」を開催
- 2009年7月〜2010年3月 摩周丸で写真展「函館に寄港した外国客船」を開催
- 2010年6月 摩周丸でシンポジウム「〜摩周丸の明日を考える〜メディアとしての青函連絡船・産業遺産」を開催。基調講演:金澤寛太郎(メディア評論家)、パネリスト:金澤寛太郎、須田寛(全国産業観光推進協議会副会長)、高橋摂(本会事務局長)、西尾正範(函館市長)、コーディネーター:湯川れい子(音楽評論家・作詞家)
- 2010年7月〜8月 摩周丸で「摩周丸の夏フェスタ2010」を開催
- 2010年7月〜8月 摩周丸で「国立小樽海上技術学校ガイド展」を開催
- 2010年9月〜2011年6月 摩周丸で「海と船の企画展 台風との斗い・洞爺丸はじめ5青函連絡船遭難事件」を開催
- 2010年12月〜2011年2月 摩周丸で「おもしろ びっくり 海のトリビア展」を開催
- 2011年5月 『復刻・台風との斗い』を刊行
- 2011年7月〜8月 摩周丸で「摩周丸の夏フェスタ2011」を開催
- 2011年7月 摩周丸に「映像シアター」を設置(ビデオ作品を自由に選んで大画面ディスプレイで観賞する)
- 2011年7月〜2012年6月 摩周丸で「海と船の企画展 青函連絡船と津軽海峡の旅」を開催
- 2011年8月〜9月 摩周丸で「国立小樽海上技術学校ガイド展2011」を開催
- 2011年9月 函館・摩周丸、東京・羊蹄丸で「海と船の企画展 台風との斗い・洞爺丸はじめ5青函連絡船遭難事件」を開催
- 2012年7月〜2013年8月 摩周丸で「海と船の企画展 青函連絡船71万8239航海の記録」を開催
- 2013年5月〜6月 函館駅2階多目的ホールで「港まちの記憶―古地図・古写真で見る函館の歴史−」を開催(谷杉写真館、ビットアンドインクと共催)
- 2013年6月 摩周丸のコンパス甲板に「はこだてロマンティック・ビュー」エッチングプレートを設置し、展示場兼海の上の展望台として整備/摩周丸で「日本の保存船プレゼンテーション・セッション」を開催(SHIRASE 5002、宗谷、氷川丸、日本丸、ふじ、摩周丸が各船の施設や活動状況等をプレゼンテーション)
- 2013年9月〜12月 摩周丸で企画展 「台風との斗い・洞爺丸はじめ5青函連絡船遭難記録 again」を開催(以後常設)
- 2014年2月〜4月 摩周丸で柴田香代子作品展「はこだてロマンティック・ビュー」を開催
- 2014年3月〜4月 函館駅2階多目的ホールで「港まちの記憶<其の弐>」を開催(ビットアンドインク、NPO“箱館写真”の会と共催)
- 2014年10月 摩周丸に「非公開区画観覧システム」を設置(車両甲板、総括制御室、主機関室にネートワークを設置して展示室から遠隔操作して見る)
- 2014年10月〜11月 札幌・JRタワープラニスホールで「海峡が見た夢・青函連絡船から新幹線へ」展を開催
- 2014年11月〜2015年4月 摩周丸で「海と船の企画展 海の新幹線・津軽丸型連絡船」を開催
- 2014年12月〜2015年1月 函館駅2階多目的ホールで「青函連絡船から新幹線へ」展を開催
- 2015年4月〜5月 函館駅2階多目的ホールで「青函連絡船から新幹線へ」展 part2 を開催
- 2015年8月 函館駅2階多目的ホールで「摩周丸就航50年記念パネル展」を開催
- 2016年3月〜4月 国立科学博物館の「第4回HITNETミニ企画展」に出展
- 2016年3月 CD「“はこだてロマンティック・ビュー”摩周丸讃歌」を制作・頒布開始
- 2016年3月 函館蔦屋書店で企画展「海峡が見た夢」を開催
- 2017年8月 設立(法人化)15年を記念して、トランペッターの熱田修二氏、歌手の神山慶子氏を招き「サンセット・ライブ on 摩周丸」を開催
- 2019年8月 摩周丸でシンポジウム「摩周丸とクルーズ船 保存船のある港―その価値と活用」を開催。基調講演:小堀信幸(船の科学館学芸部調査役、日本海事史学会理事)、特別講演:須田寛(鉄道友の会会長、JR東海相談役)、パネリスト:小堀信幸、須田寛、石井幹子(照明デザイナー)、伊藤千尋(国土交通省函館港湾事務所長)、コーディネーター:湯川れい子(音楽評論家、作詞家)
- 2020年2月 摩周丸入渠時に寄付金により船体各所を修繕、修復
- 2021年9月 第3代理事長に湯川れい子(音楽評論家、作詞家)就任
- 2022年8月 設立(法人化)20年を記念して摩周丸でフォーラム「航跡は未来への羅針盤」を開催。活動報告「ユネスコ『世界の記憶』登録申請について」/パネルディスカッション「語りつぐもの−青函連絡船資料保存の社会的意義」、コーディネーター:大島久幸(高千穂大学経営学部教授)、パネリスト:市川大祐(北海学園大学経済学部教授)、須田寛(鉄道友の会会長、JR東海顧問)、眞鍋圭子(音楽ジャーナリスト)、湯川れい子(音楽評論家、作詞家)
- 2023年10月 摩周丸で「摩周丸 日本船舶海洋工学会 ふね遺産認定記念 認定プレート掲額式」を開催